台湾好きゲイの放浪記

ゲイ目線もある台湾紹介

11/5-11/11 台湾旅行 彼氏ができた!かもしれない

こんばんわ

 

台北から現在進行形で書き綴る日記です。

そう

日記。

 

えー、前回台湾に行った時に、とあるマッサージ店のとある男の子と仲良くなったと言いました。

次はお金とかなしで会おうと言ってくれた2人です。

 

1人は結局自然消滅。

 

ですがもう1人が…

 

 

台湾に着いた初日は、納得し難いのですが、彼曰く寝てた、とかで会えませんでした。

あんだけLINEでmiss youとか言ってた割に…

なんて落胆したものですが。

 

二日目に会えました。

日中はノンケの台湾人の友達と遊んで、夜、ホテルに来る約束。

のはずが!!

 

彼「今日は仕事終わりに友達と約束があって会うんだ〜」

 

自分「(は!!!???ふざけんな!!??会うっつったじゃん!??)あーそうなんだ…」

 

彼「●●(僕の名前)もおいでよ。KTV(台湾のカラオケ)に行こう」

 

自分「(は!!!???このコミュ障に何をそんないきなりラスボス倒しに行こうみたいなこと言ってんの!!??世界共通で人間はすべてパリピだと思ってんの!?)わ、わかった…行くー!」

 

アウェーに裸で乗り込むおっさんみたいな(笑

武器不所持、いいとこなし。イケメンでもない。英語も中国語もごく僅かにしか話せない。

もうね

死を覚悟するよね

 

ラスト30分のブルースウィリスの状態

 

で、行きました。西門。

 

カラオケ。まー日本語の曲もあるとか言うし

セカオワでも歌っとこうと。思ったのね。

それなりに自信あったし。

あわよくばそれをきっかけにパリピの仲間入りなんてできちゃったりなんかしてみたいな。

 

MRTでニヤニヤ笑

 

馬鹿ですね。

 

西門到着。

数ヶ月ぶりの再会に笑みがこぼれてしまう。

やっぱりすごいイケメンなんです。

 

彼に手を引かれ、連れて行かれるカラオケ。

 

えーと。

入り口でパスポート提示求められたけど、不所持。

 

はっはっはっ

 

戦地に入ることすら出来ず

ホテルにトンボ返り(笑

 

しゃーないしゃーない

まーまーまー

出鼻をくじかれたとかじゃない

これからの時間の地獄の始まりに過ぎないとかじゃない

 

急いで取りに帰って、タクシーで西門へ。

終電終わってたから(笑

 

出直してきました!!

 

彼に連れられカラオケルームへ。

 

いた。

 

台湾人のゲイだ。

いかついのが1人…ん?

もう1人が…やば!!!!半端ないイケメン!!!!

 

ほんとにもう、芸能界行けよくらいのイケメン!!

 

いかついのが歌ってて、彼が紹介してくれる。

はじめましてー的な。

 

で、イケメン。

 

彼が紹介しようとしてるのにスマホから視線外さないでずーっと操作。

 

ちょっとまって(笑

わかってる

ちょーーーっとまって(笑

 

僕がね、たいした顔じゃないのはわかってる!

興味ないのも構わないけどね笑

フルシカトはやめて(笑

こっち完全に腰低めの典型的な日本人演じてるのに、笑顔ひきっつったからね笑

 

で、彼が無理やりこっち向かせてなんとか、その態度激悪のクソイケメンと挨拶。

あーこいつウケだと一目でわかる仕草(笑

はっはっはっ

 

しかしね

なんて高飛車なイケメン。

イケメンがプライド高いのは日本も変わらんし、対象外のブスに対する扱い悪いのも知ってるけど

あーもー腹立つのり!!!

 

まーまーまー

ここはね

俺も大人だし。とりあえずてめぇのジャブは受けたが、まぁ、水に流してやろう。

 

さて。

そんな中、彼に無理やり日本語の歌を歌わされる。

 

 

セカオワ

 

ない!!!(笑

 

おーけーおーけー

 

わかってる

武器はそれだけじゃない

俺のポルノはほぼ間違いなく日本人からは

似てるーーーー!!!

なんて言われるんだ

アポロこーーーい!!!

 

 

熱唱する俺

 

iPhoneに注目するイケメン

どっかいったいかついゲイ

俺の隣で微笑んでくれてる彼

 

穴どこーーー???

隠れる穴どこーーーー???

 

完全にね

負けた

もうね。彼以外俺に対して興味なんて一ミリもない。

フォロー?、してくれる彼の助けを受けつつ、

 僕はもうダメだよパトラッシュ…

 

するとイケメンが年齢を聞いてきた

 

ハウオールドアーユー?的な

 

 

実年齢を高らかに言ってやった

 

ゆりやんレトリィバーばりに

言ってやった

 

通じねぇ笑

数字すら通じねぇ、笑

 

あえて中国語で言ってみる

 

驚くイケメン

 

若すぎると。

指で確かめる

指何本か立てて数字を確認

 

若すぎる…見た目が、若すぎるって。

 

この反応に、これはもしや突破口ひらけたかしら

 

そう。ここまでの俺に対する興味のなさから、ここでわざわざお世辞を言う必要もないわけで

イケメンの反応はたぶん本音

 

ちょっとずつ、打ち解け始める

台湾の食べ物何が好きー?

から、俺は臭豆腐が好きだからそれを言うと笑って美味しいよねーって。

日本の納豆は無理ーっていうイケメン。

日本のどこからー?

とか、こちらから質問するのが難しいから、とにかく、笑顔と大きいリアクションを心がけた

 

そう

これは

 

これは!!!

 

コミュ障の俺が、善戦してる!!

 

もちろん、彼の助けはとてつもないほどの力がある。俺だけじゃーとてもじゃないが、、、。

 

何かにつけて橋渡しをしてくれ、先導してくれ、引っ張ってくれる彼に感謝。

 

酒の勢いもあり、楽しい時間が流れる。

 

テレサテンの歌を知ってたのは良かった。

中国語バージョンでひーはー叫んで

日本語バージョンを熱唱する

 

いや、時の流れに身を任せ って、パリピ向けなの?(笑

おーけーおーけー

わかってる

そういうことじゃない

 

そうこうしている間に

彼が俺に言う

 

これからイケメンの友達が別のところにいるから行くよ

 

 

ちょっと待ってもう2時笑

 

ホテルでイチャイチャしたい…

 

なんて言えず

 

部屋を出る俺たち

先に帰るいかついゲイ

 

 

どこに行くのかと思ったら

 

別の部屋(笑

 

まだカラオケかよ笑

 

しかもね

 

そこにいたのは、ゲイが10人くらい

女子1人

もうね

これパチンコ屋かっつーくらいうるさい

もう完全にパリピとリア充のすくつ

 

アウェーなんてもんじゃない

パールハーバー一人で来ました日本人ですこんにちは

的な。

 

誰かが俺を紹介してくれる

あー日本人なんだねー的な

女子の隣、彼に挟まれて座る

 

この女子がね

素晴らしかった

コミュ力やっぱすごい

日本に来たことあるとかで

 

なんでか知らんけどじゃんけんで負けた方が酒飲むゲームが始まる

 

最初勝つ俺

その後負け続け、ビール一杯で顔真っ赤な俺はもう…

 

そうすると、女子が、きみが負けたらこの子が飲んでくれるよ!

なんて言って笑

ぜんぜん関係なかったとなりの目つきがとてもかわいいおデブちゃんが俺に微笑む

もうね

上手いよね

これでその人も巻き込んで、たかがじゃんけんですごく楽しい時間になった

俺は未だかつてここまでじゃんけんを有効活用した人を見たことない

 

で、また俺の年齢の話になる

若い!!!

なんて言われて。もうね、そんなはずないからね。深夜3時のおっさんの顔に若さの要素なんてないからね

 

彼がトイレにいってるあいだに俺の隣に来たイケメン

俺にセクシーだねーみたいなことを言ってくるあたり、もう彼はかなり酔いがまわってるらしい

トイレから帰ってきた彼が不満そうな顔してイケメンをどかして俺の隣に来る

 

もちろん、中国語がメインのこの空間において、言葉によるコミュニケーションに俺が食い込むのは難しい

だけど、なんとかして伝えようとしてくれる

彼らはやっぱり優しいんだ

 

ときに

女子が

彼と俺にキスしろーなんて言いだす

それを聞きつけた他のゲイが写メだか動画を撮り始める

日本じゃ、あるいは酔ってなければぜったいしないという意味で、俺クズだなーと思いつつ

俺と彼は舌を出してチューする

それに盛り上がる周囲

ひゅーひゅー的な

 

もうこの辺にきたらこの戦、勝ち負けの基準ではなくなってきていた

 

酒飲む!!

安室歌い出す人がでる!

俺知らないけど、安室知ってるからノリだす(酒の影響

 

もう部屋の中がフィーバー

俺こんな状況下でこんなに楽しい気持ちになったことないし、なれると思ってなかった

カラオケって座って歌うものだと思ってました。

訳のわからん、台湾の歌にヒュー!とかっつって手上げて飛びまくるとか、思ってなかった

イケメンが前に来て、腰をくねらせて俺の股間にイケメンの股間がすりつけられる

あーなんかグニグニした感触の、棒みたいなものが当たる…やっば…

イケメンの頭をつかんで何してたかもう覚えてない

 

 

リア充は毎夜こんな楽しいことしてんのか…

 

彼と抱き合い、キスして、みんなと楽しめた

 

台湾のゲイ最高

セクシャリティ知らんけどあの女子ほんとにいい人だった

 

すばらしかった

 

彼とタクシーでホテルに帰ってきたのは、6時くらいか。

彼と少し話しをした。

 

自分の仕事のことで俺に捨てられないか心配っていう彼。

 

正直、若い頃なら彼の仕事に納得できなかっただろうが、幸いにも、別に今なんとも思わない。

頑張ってるんだな。くらいだ。

 

彼の仕事は彼の事であって、俺がどうこう言えるものではないし

俺の気持ちは俺のことだけど、別に彼の仕事に不快感はない。

俺のことを好きで大切だと考えていてくれると俺が感じられる以上何も問題はない。

 

それからシャワーを浴びて、一緒に布団で寝た。

 

幸せ。

 

ほんとうに。

 

ただ

 

 

そう

 

 

告白はなかった。

 

彼の名前を日本語読みして、名字を俺ので名乗って笑ったり

自分は俺の奥さんだよーなんて、いったり

 

実質的には、これは、彼氏になったと考えていいのかしら。

 

 

ちょっとそこが、実はよくわからないんだよね

 

まぁもちろん

ゲイの世界における告白なんてのに、どれほどの意味があるのかと考えると、まーそんなのどうでもいいかと思えるんだけどね。

 

ようは、彼の中で俺が一番になりたい

そんな気持ちの表れなのかもしれないね。

告白が必要だとか、彼氏であるという事実を求めるのは。

 

だけども、これはちょっと都合の良すぎる話で、彼はたとえば彼の友達のイケメンと仲がいいわけで、そのコミュニケーションの量は俺ごときが超えられない。

それを前提にした彼のイケメンの友人に対する大切さというのがある。

突然現れて、俺をその友人より上位に配置せよ

なんてのは、ちょっとたしかに解せん話し。支配欲の現れなんじゃないか。

 

そんなことを思うと、別に名目やらはどうでもいいんだとも思える。

 

彼が、俺を好きで、大切にしてくれている、それは、彼の俺以外の他の大切なことやものを俺も大切だと思えていないと、後々ぜったい不満に繋がる。

そして、そう思うのが仮に俺の一方通行であったとしても、じゃあまずとりあえず、俺から始めないといけない。それが勇気ということですね、アドラーセンセイ(笑

 

なんとか、落とし所を見つけたところで、また次回!